夢と現実の狭間をブチ抜く夢遊病的ハードコア・ファンタジー小説!

オカマ地獄変

その他の危険

オカマ地獄変

「せい!」

「どりゃあ~っ!」

 寿司怒雷武で瀕死状態になりながら料理修行を開始したヘンタイロス同様、ベラマッチャも舐め犬店「ドッグファイト」で体力の限界を感じる毎日を過ごしていた。

 同じ部屋に住 ...

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「うぅっ……」

 ヘンタイロスは絶句した!

 なんと、自身が切り分けたネタとアヘイジが切り分けたネタの味が違うのだ!

 驚きのあまり声が出ないヘンタイロスを見て、アヘイジはニヤリと笑って理由を説明し ...

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オカマ地獄変

 白目を剥き痙攣するヘンタイロスの頭からは、薄っすらと煙さえ立ち上っている。アヘイジは全身を痙攣させるヘンタイロスを満足そうに眺めると、寿司怒雷武のスイッチを切った。

「ポォゥッ! グゲッゴォ……」

 寿司怒雷 ...

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オカマ地獄変

 ヘンタイロスがワグカッチの風呂屋でのスペクタクルな体験を思い出して一人エキサイトしていると、アヘイジが屋台の下からなにやら取り出し、埃を払っている。見れば、それは硬そうなバネの塊だった。

「アヘイジさん、それは……」

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オカマ地獄変

 ヘンタイロスとザーメインの前に出されたのは、先ほどと同じコハダの寿司である。なぜ同じネタの寿司を握ったのか真意を量りかねて食べずにいると、アヘイジの声が聞こえてきた。

「兄さん、そのコハダ、さっきの寿司と違うところがある ...

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「うぅっ……」

 アヘイジが握った寿司を口に入れた瞬間、ヘンタイロスの後頭部に鈍器で強打されたかのような衝撃が走った! 全神経が勝手に口に集中し、寿司を食べることが止められない。吟味されつくしたコハダと絶妙な酢飯、シャリと ...

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 レストランを出たザーメインとヘンタイロスは、通りを歩きながら先ほどの料理について話していた。大陸料理の華やかさに魅了されたヘンタイロスは、盛り付けの優美を褒めるものの、隣を歩いているザーメインは首を傾げながら聞いている。

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オカマ地獄変

 彼女は物心ついた頃に母親とともに風呂屋へ売られ、風呂屋で生きていくため、幼いころから男を喜ばせる性技を身に付けざるを得なかったのだ。よく見れば顔は整っており美人といって差し支えない。スラリとした身体は出るところは出ており腰はキュッと ...

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「フフッ……訳が分からないって顔してるね。あんた、名前は?」

 シャブリン・ローズに言われ、名乗ってなかったことに気づいたベラマッチャはハッとし、紳士としての己を取り戻して恭しく名乗りはじめた。

「レディ、名乗 ...

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オカマ地獄変

 キラー・トーア・オマタは部屋の奥に行き、棚に置いてあった林檎を一つ掴んで振り向くと、ベラマッチャに投げ渡す。ベラマッチャがオマタから投げ渡された林檎を受け取ると、間髪入れずタイガー・ジェット・チンが説明してくれた。

「そ ...