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第4回ツギクル小説大賞で、当サイトの作品「夢幻の旅」が奨励賞を受賞しました。
管理人:Inazuma Ramone

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Russian Field

雑記帳:読むな! 呪われるぞッ!

同士諸君! 日々の育毛と脱毛予防に励んどるかねっ!

抜け毛を防ぎ育毛を促進するには、血行を良くしてストレスを溜め込まない事だ! ストレスをっ!

何故こんな事を書いてるかというと、嫁、お袋と夫婦喧嘩と母子喧嘩を同時にしたからだ。昼寝していた俺の頭をスマホで撮影し、「前からいく」「まだらハゲになる」などと二人して笑ってやがったのだ!

そもそもの発端は、嫁が、抽選で沖縄旅行が当たる懸賞に応募した事だった。

当選する訳ないと思ったが、「当たったら実家のお母さんと二人で行ってくれば?」と伝えると、俺と二人で行きたいと言う。俺が高所恐怖症で飛行機が苦手なのを知ってるのに、である。

それで「行く」「行かない」と口論になり夫婦喧嘩が始まったが、腹を立てた嫁がふて寝した俺の頭を写真に撮り、お袋と見ながら、薄くなった頭髪について二人で勝手な評論をしてたのだ。

頭にきた俺は、嫁とお袋に言ってやった。

「ハゲは恥ずかしい事じゃない。頭髪が抜けていくのは、男にとって天然脱毛症とでもいうべき一種の不治の病だ。恥ずかしいのは、薄くなった頭に付けたり乗せたりして隠そうとする、その心が恥ずかしいんだよ!」

フンッ、俺は言われっぱなしで終わる男じゃねえ。

だが、俺が言い放った渾身の言葉に嫁とお袋は爆笑し、更に頭にきた俺は自室に籠った。昔付き合ってたロシア人の言葉を思い出しながら。

「ロシアでは昔から、ハゲてる男性がモテるのよ」

今の俺には神の言葉のようだ……。

まだ頭髪がフサフサだった若かりし頃は変な伝統だと思ってたが、今となってはロシアはパラダイスとしか思えない。

それにしても、ロシアを天国のような国だと思う日がくるとは。嫁と離婚してもロシアへ行けば、ひょっとしたらすぐ再婚相手が見つかるかもしれない。

でも、ロシアへ行くにはバカ高いハードルがある。前述したように、俺は飛行機が苦手なのだ。

初めて飛行機に乗ったグアム旅行の時、空港で飛行機を間近に見てデカさにビビッたものだ。

【会社の先輩たちとグアム旅行】
「こんなデカいの飛ぶわけねーじゃん」と言って帰ろうとしたが、無理やり飛行機に乗せられる。
乗務員のお姉さんが「大丈夫ですよ。自動車より安全なんですよ」と言って、ずっと安心させようとしてくれてた。

【宮崎での結婚式出席・大阪での葬式・広島出張】
搭乗の時に歩けなくなり、半ベソで座席まで連行される。
着陸までずっと両手を握り締め下を向いていた。

【新婚旅行・行き】
それまでに乗ったどの飛行機よりも大きく、完全にビビって涙目になってしまい、「こんなデカい物がなんで飛ぶのか科学的な説明をしてくれ!」と、搭乗口のお姉さんに大声で説明を求める。
離陸から安定飛行に入るまで、乗務員のお姉さんが隣に座ってくれた。

【新婚旅行・帰り】
着陸の衝撃が今まで経験した事のない激しさで、墜落したと思い失神。

航空会社の人からは完全に迷惑な客扱いされてたんだろうが、このとおり俺は飛行機が苦手だ。離婚してロシアへ家出どころか、沖縄旅行すら冗談じゃないのだ。

沖縄旅行は当たらないだろうが、ロシアへ行かないためには育毛と脱毛予防に励むしかない。

しかしロシアへ行くと、俺の名前も「〇〇ノフ」とか「〇〇スキー」に変わるんだろうか? まあ、「カツラスキー」とか「ヅラノフ」とか「カツラッチ」とか「ハゲチャノフ」なんて名前を付けられるよりは、本名がロシア風になるほうがマシだが。

同士諸君、戦いに敗れてカツラを被るような負け犬にならないよう、お互い頑張ろうではないか。

最後に一言、JALの皆さん、ANAの皆さん、エジプト航空の皆さん、ご迷惑をお掛けしました。

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