創作長編小説

夢幻の旅

創作長編小説

 昨日の、希望が少しだけ混じった想像が不可思議な現象と共に絶望に変わり、奈落の底に叩き落されたまま床に就いたが、良美と蛍のことを考えているうちに寝てしまったようだ。

 朝の光と小鳥のさえずりで目を覚まし、リビングへ行ってみ ...