第五話 Frankenchrist 其の8
ヅラスカヤの局部は、太股はおろかベッドまで溢れ出すほどの愛液でビショ濡れと言っていいほど潤っており、指は呆気なく蜜壷に飲み込まれる。
ふと下を見ると、既に股間から噴出した愛液がベッドの上に大きな染みを作っていた。
ベラマッチャは指でヅラスカヤを犯しながら、僅かに残った理性でヅラスカヤに語りかけた。
「レディ、吐いてくれんのかね? 言ってくれなければ、僕は君を犯さなければならなくなる。紳士として、それだけは避けたいのだ」
「フン! 犯りたいだけだろう? なにが紳士だ! この助平野郎がッ!」
興奮の極みに達し、摩羅から先走り汁を垂れ流しているベラマッチャは、紳士として言うべきことを言ったが、悪態を吐き横を向いたヅラスカヤを見て、犯らなければならない事を悟り覚悟を決めた。
ベラマッチャは生唾を飲み込んでからヅラスカヤに覆い被さったが、やはり紳士としての誇りが腰を沈める事を躊躇させる。
ベラマッチャは強姦する後ろめたさから、ヅラスカヤの耳元で呟いた。
「レディ、こんな事をしてちゃあいけないよ。まともな仕事に就きたまえ」
言い終わるとベラマッチャは、愛液が溢れ出す蜜壷に突入した。
「あぁ……」
蜜壷の中は暖かくヌルヌルしており、時折ベラマッチャの摩羅をキュッと締め付けてくる。
あまりの気持ち良さにイキそうになるのを必死に堪え、暫くの間腰を動かさずにいると、パンチョスの声が聞こえてきた。
「フッフッフ……。アディオス、チェリーボーイのベラマッチャさん」
パンチョスの声をきっかけに、ベラマッチャはゆっくりと腰を動かし始めたが、あまりの気持ち良さから一気に絶頂感に襲われる。
「うぅッ! 出るッ!」
腰を三回動かしただけで、ベラマッチャはヅラスカヤの胎内に大量の精液を飛び散らせて果てた。
覆い被さったまま呼吸を整えていると、ヅラスカヤの蔑んだ笑いが部屋中に響き渡った。
「オ~ッホッホ! 女をイカせられない童貞の紳士さん! そんなザマじゃ私の口を割らせる事なんか出来やしないわ! 貴方に出来るのは、下の口に強引に割って入る事だけ! 『こんな事をしてちゃあいけないよ』だなんて、早漏男がよく言うわ!」
男の尊厳を砕くヅラスカヤの言葉にベラマッチャは愕然となり、やがて腹の底から沸々と怒りが込み上げてきた。
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