創作長編小説

夢幻の旅

創作長編小説

 一階に降り、玄関を出て庭の奥にある犬小屋が目に入った途端、昨夜からジョニーに餌えさを与えてないことに気づき、慌てて容器を持ってドッグフードストッカーへ小走りに駆けていく。

 容器いっぱいにドッグフードを取り出し、ジョニー ...

創作長編小説

Autographic

創作長編小説

 熊は後ろ脚で立つのを止め、再び前脚を地に付けて川の中を僕の方に向かってゆっくりと歩いてくる。野犬を見ると、熊を睨んだまま歯をむき出して唸り声をあげ、熊を威嚇していた。

 川のせせらぎと体をすり抜けていく風だけが時の流れを ...