創作長編小説

ロックンロール・ライダー

創作長編小説

 密集したパンクスの熱気で温度が上がるライブハウス、革ジャンまで汗まみれになった体を大勢の男たちに揉みくちゃにされながら興奮度が上がり続ける。

 俺の周りで喧嘩をはじめる奴らまで現れたが、そんなこと知ったことじゃない。

創作長編小説

ロックンロール・ライダー

創作長編小説

 荷物を詰めたバッグを持ち、まずは不動産屋から鍵を預かっている銀座の伯父の店へ向かう。

 山手線の新橋で下車し、歩いて銀座へ。

 伯父の家は銀座といっても外れにあり、新橋に近い。昔は木挽町といい銀座じゃなかった ...