Holy Room

創作詩

白い空気の中で積もった白い雪 冷たい思い出とともに天から落ちてきた

凍える寒さの中で思い出すのは なぜか8月12日の夕焼けと入道雲

天から落ちてくる白い雪が 俺には真っ白な灰のように思えるから

冷たい朝の空気を吸い込みながら 雪の上を歩いて神社へ行き

鳥居をくぐって聖なる空間に入れば 高天原の神々とのコンタクトが始まる

祈ることはただひとつ 家族の幸せのため良い道を示して頂けるよう願うだけ

火の玉が山の向こうに落ち 死と悲しみ、絶望と混乱が鷹の巣を襲った日

僅か百年足らずしか生きられない哀れな人の命なのに 今から死者の世界のことを考えても仕方ないだろ 魂まで怨霊に食らい尽くされる訳じゃないんだ

凍てつく闇の中で積もった白い雪 閉ざされた世界の中で俺はひとりぽっち

高天原の山の中に火の玉が落ち 鷹の巣を死と悲しみ、絶望と混乱が襲った

閉ざされた闇の中で降り積もる雪が 俺には真っ白な灰のように思えるから

真っ白な雪に足跡を付けながら神社へ行く 俺が祈るのは家族の幸せだけ

思い出すのはあの日の夕焼けと入道雲 聖なる空間で高天原の神々とコンタクトする

黒く焦げた思い出とともに 灰のように真っ白な雪が天から降り注ぐ

トリップなんかしちゃいない

僅か百年足らずしか生きられない哀れな人の命なのに 今から死者の世界のことを考えても仕方ないだろ 魂まで怨霊に食らい尽くされる訳じゃないんだ

ただ真っ白な雪を見ると なぜかあの夏の夕焼けと入道雲を思い出すだけさ

創作詩