第二話 Big Women 其の5

2017年9月6日オカマ地獄変

 壁際へ女を追い詰めたベラマッチャが更に一歩踏み出し、女の顔を睨みながら一瞬の間を置いて大きく鞭を振るうと、女は力なく床に崩れ落ちた。両手を床に付き項垂れる背中目掛けて更に何度か鞭を振るうと、身体の至る所が赤く腫れ上がった女は涙を溜めた目でベラマッチャを見つめ、哀願の表情を浮かべながらポツリと呟いたのだった。

「あぁ……、気持ちいい……。こんな事って……」

 椅子に縛り付けられ、身体をくの字に曲げたまま夢中で鞭を振るっていたベラマッチャは、女の変化に戸惑いを覚えた。男を打ち据え快感を得る女だと思っていたが、どうやらヘンタイロスと同じ快感に目覚めてしまったらしい。

 ふとベラマッチャは悪戯心を起こし、両手を床に付いて四つん這いになっている女の顔を足で踏みつけてみた。すると女は、ベラマッチャに踏みつけられるまま床に倒れ、抵抗する様子もない。紳士たる者のする事ではないとの罪悪感を感じつつ、ベラマッチャは女の仕打ちに抗議する事にした。

「マダム、いくらプレイとはいえ、あまりの仕打ちだ。これでは紳士の面目が丸潰れではないか」

「ごっ、ごめんなさい……。私、男はみんな、ああされるのが気持ちいいって思ってたの。うちの亭主がそうだから。でも、女もこんなに気持ちよくなるなんて……。お願い! もっとぶって! ぶってよッ!」

 どうやら女の亭主もヘンタイロスと同じ嗜好の持ち主のようだ。女は己の顔を踏みつけているベラマッチャに、もっと鞭で叩くように懇願し、左手で乳房を、右手で股間を弄り始めた。

 冷静になって考えてみれば、女を鞭打つプレイなど紳士のすべき事ではない。しかし舐め犬として売られてしまった以上、客の望むプレイをして満足させなければ食事にありつけない。これが今の自分が置かれている現実なのである。

 ベラマッチャは頷くと、顔を踏みつけたまま、より強く女の身体を打ち始めた。

「あぁ~ッ! いぃッ! うぅッ! お願い! 入れてッ! もうダメぇ~ッ!」

 女は嬌声を出しながら、股間に己の指を入れて激しく動かしている。女が股間から発散させる雌の臭いを嗅ぎながら、激しい鞭の音と嬌声を聞いていると、ベラマッチャは自分の摩羅が怒張している事に気づき、鞭打つのを止めた。

「マダム、僕の身体を縛っとる縄を解きたまえ」

 椅子ごと床に座ったベラマッチャは、ヨロヨロと立ち上がった女に縄を解かせて身体を自由にすると、再び女を鞭打って床に転がせ、手に持った鞭を投げ捨てた。そのまま女の脚の間に割り込んで両脚を持ちあげ、摩羅をズブリと突き入れると、数度腰を動かしてベラマッチャは果てた。

 それでも怒張が収まらない摩羅を抜き、両脚を大きく開いたベラマッチャは、「南無阿弥陀仏」と小さく呟いて女の股間に顔を埋め、女の肉豆を軽く噛んだ。

「ヒイィ~ッ!」

 女は高々と腰を浮かせ、そのまま三度腰を振ってから白目を剥き、果ててしまった。

2017年9月6日オカマ地獄変