第五話 Frankenchrist 其の6

2017年11月8日カツラ大戦争

「このメスブタ! その黒いビラビラで何本の摩羅を咥え込んだ!」

「パッ、パンチョス君!」

 驚いたベラマッチャがパンチョスの顔を見ると、パンチョスは下卑た笑いを浮かべながら、立て続けに汚い言葉を浴びせ始めた。

「お前は精液塗れの売女だ! 鞭で打たれてるくせに、イヤらしい汁を溢れ出させてベッドまで濡らしてるじゃねえか! 変態女め!」

 パンチョスは次々と汚い言葉を繰り出して責めるが、ヅラスカヤの口から聞こえて来るのは悲鳴だけである。その横で一緒に責められているオカマからも、喘ぎ声が途絶えない。

「ギャアァ~ッ!」

「ヒィッ! アッ……」

 シャザーン卿は顔を赤く染めて汗を流しながら鞭を振るい続けていたが、とうとう鞭打つのを止め、肩で息をしながら床に座り込んでしまった。

 パンチョスも声を枯らせて汚い言葉を浴びせ続けていたが、悪口雑言も尽きたらしく、最後に大声で叫んだ。

「イクんだ! このマゾめ!」

 シャザーン卿が座り込むと同時にパンチョスが発した言葉に、ヘンタイロスが大きく身体を震わせて反応した。

「アァッ! ヒイィ~ッ!」

 ヘンタイロスは身体を痙攣させると、グッタリとなった。イったのはヅラスカヤではなく、ヘンタイロスだったのだ!

 ベラマッチャは、身体を痙攣させながらベッドに横たわっているヘンタイロスから、パンチョスに視線を移すと、パンチョスは後味が悪そうに顔を顰めて舌打ちし、立ち上がってベッドの横へ行った。

「どうだ? 吐く気になったか?」

 身体を小刻みに震わせて痛みと恐怖に耐えるヅラスカヤは、近づいてきたパンチョスの顔に唾を吐きかけて横を向いた。

「このアマ~ッ、突っ込まなきゃ分からねえらしいな」

 怒りに身体を震わせるパンチョスは、ヅラスカヤの頬を平手で殴りつけるとベラマッチャを呼んだ。


2017年11月8日カツラ大戦争